いよいよ今週末、RIZIN男祭り。
個人的に本番と同じくらいワクワクするのが、“その後どうなるのか”という展開予想。完全に妄想ベースだけど、こういう「もしも」の話が一番面白い。妄想なので正確性は気にしてません。
朝倉未来 vs 鈴木千裕、その先の景色
注目の朝倉未来 vs 鈴木千裕。勝った方にはどんな未来が待っているのか。
もし朝倉未来が勝ったら──
次戦がいきなり平本蓮戦…という展開はおそらく無い。平本は一試合はさむだろうし、その内容が良ければ対戦の空気は漂う。。
両者が熱望しているクレベル線はどうか…
メインでクレベルが勝って王者のままなら、未来がタイトル戦に挑戦するのは、ちょっとやりすぎな気がするので、流石にその前にもう1戦やってほしい。候補として、話題性だけになるが、萩原京平 vs 西谷大成の勝者。そこで未来が圧勝すれば、タイトル挑戦へのケチは少々減る。あるいは、金原正徳の引退試合でベテランを乗り越えて、クレベルに挑むという路線なら割とスムーズ。
一方、クレベルが敗れる展開になれば、むしろ未来との再戦は現実味を帯びてくる。立ち位置的に対等になるし、RIZINとしてもぜひやりたいカードのはず。
もし鈴木千裕が勝ったら──
鈴木千裕は、正直言って勝っても負けても少し休んで大晦日に復活位がいいんじゃないかとさえ思う。で、
朝倉未来に勝った者同士、平本蓮とやるのも良い。これはアンチからだいぶケチが付きそうだし、千裕自体、一度勝った相手でしかも格下、やる意味がないと思いそうだけど、注目はあつまる。
あるいは、相手はもう日本人じゃなくて外国人を希望する可能性もある。自分の価値を高めるにはそっちの方が手っ取り早い。
シェイドゥラエフがクレベルに勝っていれば、鈴木 vs シェイドというカードもいいと思うけど、こういうアンダードックのときの千裕はなにか起こしてくれそうな気もする。
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クレベル vs シェイドゥラエフ、その頂上決戦の先に
個人的にはシェイドゥラエフが勝つと予想している。
あの制圧力は止められない気がする。
次は、ケラモフ戦しかみあたらない。ケラモフも1戦入れて誰かに圧勝してからのタイトル挑戦になるだろう。これで真の外国人王者決定戦になる。とはいえケラモフの相手をどうするか。久保優太? ダウトベック? それともノジモフ再登場?
いずれにせよ、ケラモフ勝利→シェイド挑戦の流れが見える。そこでシェイドが制圧したら、RIZIN勢全滅ルート完成。
フライ級、地味に名勝負揃いで目が離せない
今回のフライ級4試合、すべてが「打撃 vs 寝技」の構図。テーマが明確で、ファンにもわかりやすいし、キャラクター的にも絶妙な組み合わせ。
神龍誠と伊藤裕樹以外の3試合は、実質フライ級GPの出場者決定戦的な立ち位置と思うが、3試合共にグラップラーの方が経験値が高く、勝ち予想もグラップラー優勢。
で、共に実力者の伊藤裕樹と戦っているヒロヤとアーセンだったり、打撃の天才の田丸と篠塚など、色々な組み合わせで今後見てみたい6人。
この階級、今後RIZINの中で一番熱い”階級になる可能性もあり。ブレイキングダウン出身者はじめ、素人グループやRizin以外の団体からも生きの良い若いストライカーが生まれやすいから、技術の攻防ではなく、実力差がある者たちが、経験浅いながらもセンスがや華で注目されて、切磋琢磨して戦って行く感じがして、当分楽しめそう。
結論:今がRIZINの“仕込みどき”。年末に向けてどう動くかが鍵
男祭りは、実力者同士の頂上決戦はメインくらいで、話題性が多い選手の試合が多め。でもだからこそ、実力の差が出たり、ドラマがあったりして、発見が多めと見てます。ここで誰が勝ち、誰が負けるかよって、今年後半のRIZINも面白くなりそう。